So-net無料ブログ作成
検索選択

auのVisual WVGAというインチキ [雑]

VGAというからには、480×640ドットが必要です。
WVGAのW、Wide部分についてはきちんとした定義はないです。
縦横比16:9を実現するには、480×854ドットが必要ですが、あくまで広くしましたなら別に854ドットなくてもワイドには違いないですから(なので、16:9が表現できる場合にはフルワイド、FWと表現することが多い感じです)。
とにかく、VGA、WVGAにおいて、短辺480ドットは必須なわけです。

ところが、auの2008年冬モデルの一部機種(*1)に搭載されているVisual ワイドVGA》と謳う有機ELディスプレイは、240×800ドット(*2)なのです。
いくら480ドットのデータを擬似的には表示できるとはいえ、VGAではないのですから、それをVGAであると表現し、宣伝するのは、紛らわしいを通り越して、明らかなです。詐欺といえるでしょう。

もちろん擬似的な表示でも、データによってはとても綺麗に表示できます。
有機ELならではの発色を好む人もいるでしょう。
だからといって、嘘を言っていいものではありません。
あくまで480ドットは擬似表示であるとしなければならないはずです。
その上で、擬似ながら遜色無いと宣伝しなければならないはずです。
先にも書いたように、実際通常の写真などはとても綺麗に表示できるのです。(*3)

しかしauだけでなく、ケータイWatchやITメディアmobileなどまでが、機種紹介記事で480×800ドットであると記載しています。これはどういうことなのでしょうか。

スペックの数値のみを気にするユーザーが多いことが背景にあるであろうとは思います。
カメラの画素数において顕著です。
「画素数が多ければ画質が良い」とは限らないのに、画素数が多いほうが良いと信じている人は多いです。

それでも、こんなことがまかり通ることは許されないと思うのです。


*1 《EXILIMケータイ W63CA》と《Woooケータイ W63H》が搭載しています。これらのケータイがダメだというわけではありません。 あくまで、ディスプレイのスペック表記に嘘があるというだけです。
また、たまたまW63CAはカメラの画素数800万画素を謳う、2008冬時点でのケータイでの最高画素数を誇る機種のひとつですが、W63CAのカメラの画質が良くないということでもありません。
*2 ただ、通常の1ドットはRGBの3つのサブピクセルからなるところを、これはRGBGの4つで構成されています。
なので、サブピクセルでみれば、VGAが1440(480×3)に対して、960(240×4)と、2/3はあることになります。
人の目はG(緑)の感度が高いこともあり、緑は480個確保することで、より自然な擬似表示が実現できると思われます。
*3 RとBはどうしたって足りないのですから、隣り合うドットで極端に色が違う場合は苦手です。背景白で、黒文字のようなケースも当然文字の境界はVGAのディスプレイに比べるとやや不明瞭なものになります。判読不能になったりするわけではないですが(もちろんQVGAを想定して作られたコンテンツなら問題はなく、VGAを擬似表示するときの話です)。
nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

関連リンク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。